不動産を売却する際は様々な不安がついてまわりますが、その際に一番気をつけたいのが詐欺の被害です。
不動産の売却ではしばしばこの被害が起こるので、大切な土地、建物で損失を出さないよう気を付けていかなければなりません。
どういった被害に遭う可能性があるのか、手口や対策について解説していきます。
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詐欺の手口
不動産の売却において詐欺の被害に遭う手口でもっとも多いのは、登記移転が正しくおこなわれず勝手に登記が変更されてしまうというものです。
この場合売買の代金がもらえないことはもちろん不動産そのものも失ってしまうので取り返しのつかない損失になってしまいます。
不動産会社とも一切連絡がつかなくなってしまうなど泣き寝入りを強いられることも少なくありません。
また契約後も売買代金の支払いがおこなわれないまま不動産会社と連絡がとれなくなるようなこともあります。
土地や建物をタダで取られてしまうのでこういった手口には注意が必要です。
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被害に遭わないための対策
大切な不動産を奪われないためには、それぞれの手口について対策が必要です。
まず登記の詐欺については、売買代金を受け取る前に必要書類を渡さないようにしましょう。
売主が登記移転のスケジュールをコントロールし代金の受け取り、登記移転を同時に行うようにすれば登記詐欺は行えません。
買い手側がスケジュールを乱そうとしてくる場合にはよからぬことを考えている可能性が高いので気をつけましょう。
代金の支払いについては現金でやり取りをするのが絶対です。
振り込みはもちろん小切手での支払いも使用不可の小切手を渡される可能性があるため、これらの支払い方法を提案された場合は拒否しましょう。
小切手の支払いは、小切手を渡しておきながらもお金が渡らないよう不渡りの仕組みを利用する悪質なものもあるので気を付けなければならないのです。
代金の支払いにおいて詐欺を防ぐためにも現金のやり取りは鉄則ですから、この点はよく覚えておきましょう。
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被害に遭ってしまったときの相談先
気を付けていても不動産売却で被害に遭ってしまった場合には、全国の消費生活センターや弁護士会などに相談をしましょう。
過去の事例に照らし合わせて解決策を提案してもらえたり、専門の弁護士などを紹介してもらうことができます。
被害に遭ってしまった場合そのまま泣き寝入りしてしまうケースは多いですが、時間や手間はかかってもきちんと解決できることもあります。
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まとめ
不動産の売却で詐欺の被害に遭うと大変な苦労を強いられます。
後悔をしないためにも、取引はどのようなことに気を付けたらいいかをきちんと理解し、信頼できる相手を見極め慎重におこなっていけるようにしましょう。
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