泉北ニュータウンは高度経済成長期の住宅需要に応えるかたちで開発され、2017年には50年という節目を迎えた大阪のニュータウンです。
所在地は大阪の堺市南区南部と和泉市東部に位置し、泉ヶ丘・栂(とが)・光明池の3地区から形成されています。
開発面積は1557ha、人口は約13万人、世帯数約6万世帯を誇る巨大タウンです。(2020年5月現在)

泉北ニュータウンの街づくりにおける計画と概要
泉北ニュータウンは、住宅以外にもその街に住む人が快適かつ安全に暮らせる街づくりを目指し、鉄道や道路といった交通機関、ならびに公園などの緑地についても整備されました。
日常生活に伴う商業・業務施設は徒歩圏内で訪れることができ、様々なサービス施設も充実しています。
このような各機関や施設の構築に関して、泉北ニュータウンは小学校区を1つのコミュニティとしてとらえ、街づくりを進めてきました。
さらに街づくりの一環として、「ヤングタウン」と呼ばれる独身者向け住宅の整備や、歩行者と車の徹底した交通分離も推し進めています。
現在も暮らしやすい街づくりを目指す泉北ニュータウンですが、先にもご紹介したように街開きからすでに50年以上の歳月が経過しています。
他地方のニュータウンと同様に、初期入居者の高齢化による街づくりの変化、ならびに都心回帰という問題に直面しています。
以前の発展性目覚ましい街とは一転し、現在の人口は減少傾向にあります。
その現状を打破すべく、2010年には泉北ニュータウン再生指針を策定し、新たな街づくりの形を模索しています。
泉北ニューのタウン都市としての存在と概要
泉北ニュータウンは、トリヴェール和泉や狭山ニュータウンといった、近隣の他ニュータウンとも近接していることもあり、ともに大きな生活文化圏を形成しています。
また、泉北ニュータウンを構成している3地区ではそれぞれの特色があります。
泉ヶ丘地区は商業施設やレジャー施設も設ける、その地域全体の中核的タウンセンターとして位置し、栂(とが)地区は、行政・文化教育施設を所持しています。
そして光明池地区は商業・業務施設だけでは無く、教育・文化に伴う中規模的施設を配置し、泉北ニュータウン全体の機能分散・補完の役割を担っています。
市民が求める機能を広く網羅し、近隣地域も含めた生活圏の核として、泉北ニュータウンは大変重要でその必要性が求められる位置づけを担っていると言えるでしょう。

まとめ
大阪地区で中心的な存在を担っている泉北ニュータウンをご紹介しました。
ニュータウンとは、合理的でなおかつ計算された街づくりを進め、その中で人々の生活が創造されていく、平和で幸せな雰囲気が感じられる空間であると思います。
泉北ニュータウンは、そんな幸せな空間作りをすでに50年以上の歴史を重ねてきました。
これからも少しずつ形を変えていくかもしれませんが、懐かしさを秘めつつも進歩していく姿に今後も期待して止みません。
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