土器や石器など貴重な文化財が多く出土し、弥生時代の集落遺跡である池上・曽根遺跡など、歴史を綴る遺跡と自然に恵まれた市としても有名です。
面積は84.9㎢、約18万6千人の人口を有し、大阪の都心や関西国際空港からも約20数km圏内のベッドタウンとして、現在も泉北地域の自治体では人口増加率が最も高い地域です。
地形も特徴的で、南北に細長い市域(東西6.9 km、南北18.8 km)を形成し、南部には和泉山脈が連なり、中部と北部に丘陵が伸び、北西部に平地が広がっています。
市の名前を冠する和泉山脈は、大阪府と和歌山県の境をなして東西にのびる山脈。
南北10km余り、東西50kmほどの、標高400m~900m程度の山が連なっています。

和泉市にある「槇尾山」はハイキングコースとして親しまれている
この和泉山脈の1つに、槇尾山があります。
槇尾山は、標高600mの山で、行基・空海ゆかりの「施福寺」があり、参拝登山者の多い霊峰としても知られています。
霊峰といっても険しい山のイメージはなく、春は桜、秋は紅葉が楽しめるハイキングコースとして親しまれています。
標高500mくらいに位置する施福寺は、西国三十三所の第四番札所となっており、国の重要文化財の寺宝「槇尾山大縁起」は有名です。
<ぜひ体験してほしい施福寺の石段>
山門から本堂にたどり着くまでには951段の石段があり、左右に広がる季節の花たちは疲れを癒し、長い道のりを励ましてくれます。
時には不揃いに、時には整然と積まれた石の階段には、かつて僧侶たちが修行に訪れたであろう歴史とロマンを感じずにはいられません。
石段を上りきると、本尊の弥勒菩薩と、札所本尊の千手観音がまつられており、境内からは南東に岩湧山、東に金剛山などの絶景が眺望できます。
参拝者だけでなく、初心者にもおすすめの軽登山コースです。
和泉市にある登山中級者にもおすすめのハイキングコース
和泉山脈の高度は西で300m前後ですが、東へ行くにしたがって高くなります。
最高峰の岩湧(いわわき)山は898m、三国山は886m、そのほかにも、大石ヶ峰(860m)、葛城山(857m)など900m近い峰が連なっています。
山脈の南側は、紀ノ川の河谷に向かって急傾斜した断層崖をなし北側の大阪平野へはゆるやかな傾動地状の地形です。
このことから、軽登山コースでは物足りない登山中級者にもおすすめのコースとして、
地元の山岳会からも高い評価を得ています。
かつて国府が置かれたことから、その地名が付いたという和泉国(いずみのくに)。
和泉山脈は、その和泉国に由来しています。
登山家にとって和泉山脈は関西有数の登山スポットになります。
和泉市民にとっては、由緒あるこの山脈すべてが和泉市であってもいいと思うのです。

まとめ
和泉市に属する山を増やして、山岳家の名所として和泉山脈で町おこし。
今回は、そんな思いさえ抱かせる和泉市をご紹介させていただきました。
大都市圏に近くてインフラの充実した、自然の豊かさも魅力ある場所なのです。
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